2011年2月2日水曜日

オブジェクトの所有権の取得 retain

受け取ったオブジェクトを破棄したくない場合もあります。たとえば、インスタンス変数にオブジェクトをキャッシュする必要がある場合です。
このような場合は、オブジェクトが不要かどうかを知っているのは自分だけであるため使用中にオブジェクトが破棄されないことを保証する機能が必要となります。これは、retainメッセージを使って行います。

 – (void)setMainSprocket:(Sprocket *)newSprocket {
 if (mainSprocket != newSprocket) { // 古いインスタンス変数を確実に解放するための判定を行う
 [mainSprocket release];
 mainSprocket = [newSprocket retain]; // 参照カウンタが1増える
    }
 }

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参照
Cocoaメモリ管理プログラミングガイド オブジェクトの所有権の取得